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自転車のライト

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■廃棄する自転車がある場合は、写真のように、ライトを外して、理科の学習で使うといいですよね。5年の電磁石や6年の電気の性質ですね。  タイヤが当たる所を手で回すと、ライトがついたり消えたりしますので、とてもわかりやすいですよ。  廃棄する自転車がない場合には、自転車屋さんなどで廃棄自転車の部品を譲り受けるという手はいかがでしょうかね?

えびの高原全域?

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■えびの高原へと久しぶりに足を伸ばしてきました。  ちょうど1年前に硫黄山が噴火(写真の煙が出ているところ・高い山は韓国岳)して、周辺の川が白濁したというのが出ておりました。  その記事によると、国民宿舎「えびの高原荘」近くの沢というのがあったので、ぜひ取材に行きたいと感じていたわけです。  すると、どうでしょう。施設すぐ横の川(長江川)がやはり白濁していました。びっくりしました。もちろん、当時のものよりかは白濁していなかったと思うのですが、明らかなる白濁でした。  それでもっていたペットボトルにその川の水を採取してみました。すると透明でした。やはり、沈殿物でかなり白濁して見えるのでしょうか。  記事によると、ヒ素が出ているらしく、下流域で水田の用水として取水している農家には稲作断念を迫ったという内容でした。  専門家は「硫酸やヒ素など重金属成分を含み、山の地下にたまっていた高温の温泉水が、火山活動の影響で表出した現象」と言っています。  これ、温泉に利用している場合はいいのでしょうか??? もう入ってきたわけですが!!!  新聞記事には、「強酸性の湯が湧出する草津温泉のように、細かく粉砕した石灰水を 注入し、温泉水を中和するなど対策が必要だとしている」とありました。実に理科的ですよね。(いずれも西日本新聞 2018年5月8日)。 ■えびの高原のエコミュージアムセンターでは、火山ガス検出機などがおいてありました。ここまでは道路がいけますが、それ以上は立ち入り規制が敷かれています。  登り口などは確認して車移動してください。 ■一方で、Letitoって、ご存知ですか。これ、「非常・屋外用トイレ」という副題の通り、簡易トイレです。  説明にこうあります。 「レティットは、災害時や緊急時の排泄物・汚物等を衛生的に処分するための商品です」  1個300円でしたが、セットで購入すると、1個あたりは安くなるようです。試しに、1個、買ってみたという次第です。  これを使わずにすむのが一番いいのですが、人災・天災の多い昨今ですから、日頃より「備えあれば憂いなし」なわけです。

乾燥剤で石灰水!

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■私は理科専科になるまで、運動場の石灰倉庫の石灰を水に混ぜればいいと、思い切っていました。ところが、今の石灰は昔の石灰と違って、石灰水にならないということを、専科になって初めて知りました。  というのも、うまく実験できないのですよね。あの、二酸化炭素の実験、事前実験でどうもうまくいかず、ネットで調べてみたら、違ったのですね。薬品粉の中から、消石灰を出して作ったことでした。 ■そして、菓子袋に入っている乾燥剤も使えるということでしたので、今回、やってみたことでした。うまくいきました。こんな情報が知りたいですよね。  さらには、石灰石自体をネットより購入してみました。これをつぶすことで、乾燥剤ができるということになりますよね。

牡蠣殻

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■牡蠣殻です。「海は山の恋人」だったか、「山は海の恋人」だったか、宮城県の牡蠣養殖の方が、こう言って一躍有名になりましたよね。  社会科の環境問題として扱えるかなと思いますが、そんな時、実際に牡蠣を見せたいものですよね。そんな時、食べた牡蠣殻をとっておくといいわけですよ、実に簡単なことです。 ■レストランとかで食べた場合は、持参のビニル袋に入れておくといいわけです。ビニル袋は必携品ですよ。1枚貝なわけです。  それはともかく、おいしかったです!!

千々石断層

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■千々石断層を見学してきました。久しぶりのフェリーでしたが、何と、有明フェリーが期間限定で半額キャンペーンを行っていますので、今しかない(2月まで)ということで、単独、島原半島に渡り、小浜まで出かけてきたことでした。  千々石展望台、愛野展望台からでは、断層を見ることが出来ません。当然ですが? というわけで、千々石海岸からの眺めを写真に収めてきたところです。この断崖絶壁が断層というわけです。教科書に登場している、千葉でしたか、あそこまで広大ではないですが、そんな感じです。説明板にはこうありました。 「島原半島を東西二分する、幅8~10km、長さ16km、落差200~300mの溝状の火山性陥没地帯である雲仙地溝の北限が千々石断層で、南限が金浜一布津断層である。地殻変動による九州地方の水平の歪みは、北部九州を除く全域で南北方向に伸張している。(中略)千々石街塩屋・鉢巻山付近の断層崖の直線状地形では、150mの落ち込みがみられる。千々石断層の地殻伸張速度は、南北に1~2cm/年で拡大、上下変動は、沈下方向に2~3mm/年の速度で、現在も活動をつづけている。(後略)」

遺跡発掘現場

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■今、熊本駅周辺の二本木遺跡が発掘中です。駅側からとったものですが、一度見ておくと、いいのではないでしょうか。圧巻です。古墳時代の住居跡がたくさん出てきているのだそうです。見て授業をするのと、見ないで授業するのでは、語りが違ってくる???

円形分水 各種

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■これは以前にも、通潤橋の円形分水以外にもそういうものがあるということに関してはお知らせをしてきたところです。  しかし、この冬に、実はもっとあるという事実がわかりまして、びびっているところなのです。  私が調べたところでも、九州に5箇所あります。このうち、3箇所は行きました。そのことを紹介します。 通潤橋の円形分水 音無井路十二号分水 御宇田井手の扇形分水 内田川の堰 1)通潤橋の円形分水 ~~~~~~~~~~~~~ (これは周知の事実ですから、省略します。しかし、意外と、通潤橋と同じレベルで授業をされている方がいるから念のために書いておきますと、・・・・  完成は1956年(S31年)です。通潤橋は1854年、比べようもありませんよね。同レベルで授業できない理由です。先人の工夫という「先人」があまりにも違い過ぎるわけです。) 2)音無井路十二号分水 ~~~~~~~~~~~~~~  これは以前、紹介した私家版にも紹介していたのですが、偶然、大分は竹田を散策中に発見したのでした。  こちらは1934年(昭和9年)完成だそうで、やはり水路自体は江戸時代で、原因は水争いだそうです。  名前からして12箇所あるということになりますが、現存するのはここだけのようです。  こちらでは、円形分水ではなくして、円筒分水と呼ばれているようです。 3)御宇田井手の扇形分水(おうだいでのおおぎがたぶんすい) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■山鹿にあります。  925年(延長3年)伊勢からやってきた御宇田氏が引いたとされている用水路だそうで、ここに円形ではなくして、扇形分水というようです。  このすぐ横に内田川というのが流れていて、堰が作ってあり、そこから取水してあります。  理科としても使えます。「流れる水の働き」で使えます。完成年はわかっていないようです。あと2箇所は、別の日にて!!